サロンの仕事とは全く関係ないはなしで恐縮ですが、最近になってヨーロッパ車の価格が高騰している!
いや、高等し過ぎている!

ランチアデルタはWRCと言うラリー用に作られたグルッペAオモロガート車両。年間5000台を作ればラリーに参加出来る。
形は変えてはいけないので、ラリーに走ってる姿そのままで、市販されたのだが、、、
日本でもガレージ伊太利屋と言うディーラーが売っていたのだけれど、20年以上前の新車価格は600万円程度!
日産スカイラインGTRと殆ど同じ価格帯で売られていた。

16/07/25 16:30:29

サラリーマンの給料ではちょっと厳しいな~な価格に欲しいけど買えないな方は日本でも結構おられたようだった。その後、10年、20年経過して相場が下がってきて、当時欲しかったサラリーマンの方々がまじめに検討しだした。
その頃の相場が大体200万円程で、20年も経過すれば車もやれてきてるので、そんなものだったのだが、、、
ここで、マーケッティングである変化が訪れる。
それは、ユーロ圏からの日本への買い付けだ!
ユーロ圏のオーナーは基本的に乗る。乗れば距離は増えて、車もダメージを負う。新車を買えばよいのだが、そんなものは20年前に終了している。
で、ユーロ圏のバイヤーが目を付けたのが、日本だった。
日本のオーナーは複数台所有が多く、ランチアデルタもセカンドカー的に車庫で1年の大半を過ごすのが多いので、その個体は非常にきれいな状態を維持されているものが多い。
ユーロ圏のオーナーは多少高くても、程度のいい物が欲しい。そこで今までの需要と供給のバランスが崩れてしまった。
200万円前後まで落ち込んでいた車両価格は400万、500万、果ては新車価格を超える状態になってしまった。

16/08/08 13:28:2

哀れ、ほんとに欲しかったオーナー予備軍の方々は、指をくわえるしかなくなってしまった。。。
ランチアデルタはグルッペAオモロガートと言っても、年間5000台、数年間の台数を合わせると2万台近くがトリノのランチアからラインオフしている。気を付けて見ていれば、街中でもたまに目にする事がある車だが、何せ投機対象に近い扱いになってしまったのが運のつき、、、

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友人が探して欲しい、と言われて大阪の友人から譲って貰ったマセラティシャマル。その時の価格は430万円だったと記憶しているが、7年程経った今の相場は1300万円~これも又新車価格を大きく超えてしまっている。友人は休み度に早朝からドライブに行ってたが、今ではシャマルをそんな風に使う人は居ない。

車は道具で、快適にドライバー、パッセンジャーを目的地に到着する為に開発されてきたが、中には趣味性の高い物もあり、とてもじゃないけど、パッセンジャーは苦痛を伴うものもあるが、それはあくまで趣味の範疇だ。ゴルフやバイク、ボーリングとも変わらない。
が、投機は違うと思う。
昔、絵を買った人に、これは鑑賞するために購入したのですか?の問に、いや違うよ、近い将来値が上がるだろうからね~
な答えだったが、車も乗るものから投機になろうとしていますね。

この記事を書いた人

西原由起
西原由起Yuki Nishihara
華があり、いつも笑顔を絶やさない柔らかな接遇は、お客様を自然にリラックスさせてくれます。